医療DXは「導入したか」ではなく「何が変わったか」で評価する

病院では、インカムやスマートフォン、見守りカメラ、運搬ロボットなど、さまざまなデジタル技術の導入が進んでいます。

しかし、導入しただけで医療DXが成功したとはいえません。

医療従事者の負担は本当に減ったのか。移動回数や記録業務に費やす時間は変わったのか。患者さんと向き合う時間は増えたのか。その効果を客観的に評価する仕組みが必要です。

そこで活用されているのが「ビーコン技術」です。

病院内に設置した小型のビーコンから発信される信号をスマートフォンなどで受信することで、医師の在院時間、看護師の業務実態、スタッフの動線、医療機器の所在などをデータとして可視化できます。

インカムやスマートフォン、見守りカメラ、運搬ロボットなどの導入前後を比較すれば、移動回数や滞在時間がどのように変化したのかも検証できます。医療DXの投資効果を数字で示すことは、業務改善や人員配置の見直しだけでなく、病院経営の判断や補助金申請の根拠にもつながります。

この取り組みは、東京慈恵会医科大学と株式会社ビーキャップが共同で研究・開発を進めてきたものです。

重要なのは、位置情報を医療従事者の監視に使うことではありません。データから現場の課題を見つけ、その原因を考え、より良い働き方へつなげることです。

医師や看護師が移動や間接業務に費やす時間を減らし、患者さんと向き合う時間を増やす。医療現場をデータで可視化する目的は、まさにそこにあります。

今回の動画では、ビーコンの仕組み、導入方法、医師や看護師の業務可視化、医療機器の所在把握、そして医療DXの導入効果を測定する方法について、分かりやすくご紹介しています。

医療DXを「導入」で終わらせず、「効果」につなげるために。

ぜひ動画をご覧ください。

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